ロープ作業では、ロープの「太さ(径)」が安全性と操作性に大きく影響します。
太ければ安全というわけではありません。使用する下降器・滑落防止器具との適合が最優先です。
ロープ径とは
ロープ径はミリ(mm)で表示されます。一般的な産業用ロープアクセスでは10〜11mm台が主流です。
ロープ径が重要な理由
- 下降器の制動性能に影響する
- 滑落防止器具の作動条件に影響する
- 操作感と摩擦熱に関係する
- ロープの重量にも影響する
器具の対応径を必ず確認します。
太さの違いによる特徴
10mm前後
軽量で操作しやすいが、器具適合を慎重に確認する必要があります。
11mm前後
産業用で一般的。制動と耐久性のバランスが取れています。
よくある誤解
- 太いほど絶対に安全
- 同じmm表記ならどれも同じ
- 器具に入れば問題ない
安全は「規格適合」と「器具との相性」で判断します。
2本ロープ構造との関係
メインロープと命綱の両方が、使用器具に適合する径であることが前提です。
構造の全体像は 2本ロープ原則 を参照してください。
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まとめ
ロープ径は安全と操作性に直結します。器具の適合範囲を確認し、構造全体として成立する径を選ぶことが重要です。
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